皆様こんにちは。

すっかり秋ですね。

さて、前回は学生の質問について書いたメールの内容でしたが、
今回は、その最後に書かせてもらった苦言とは・・です。

私は次のように書きました。

「と、私にしてはまじめに答えてきたつもりですが・・・、苦言をあえて述べさせていただきます。

○ご自身の事情を分かって欲しい気持ちはあるかもしれませんので、前段についてはまぁよいと思います。
が、「本当の仕事がどんなものであるかを知ることができず、事実を知りたいと思っております」という割には、
質問では、仕事の内容については一切触れていません。それはなぜなんでしょうか?
○次に、質問内容ですが、最初から掲載するべきではなかったかも、と思います。
そこまで読んで、スルーするのは後味悪い。一方、質問内容が、曖昧。
それを知って何を判断したいのか?が分からないし、どういう回答を期待しているのかも分かりません。
○先に挙げた「知りたいと思ったこと」と違うことを聴いているのも、かなりのマイナスポイントですね。
考えてメールを送ったとは感じられない文章です。せめて自分で、時間をおいて読み直せば・・おかしいと感じるはず。
○プロセスとしては、前段までで置いておいて、相手から了解を得た後で質問を提示すべきなんでは?と感じました。
その方が、相手にとっても気持ちよく無視できるかもしれず、または、とりあえず返事してみようか、という気持ちになるでしょう。
○夢への中間目標=コンサルタントとおっしゃるならば、コンサルタント業界についても多少は調べておられるのだと思います。
世の中にコンサル業の一端がわかるような書籍はたくさん出ています(小説スタイルも含め)。
それらを読んで、こういう認識をもったけれど、正しい把握なのか?
という聴き方をされれば、現役の人であっても、詳しく対応してみようか?会ってみても・・とか感じるでしょう。
中間目標の割には、質問で聴いている内容が、それを知ってどうするのかわからない内容です。

思いついたことばかりですが、以上、記させていただきました。
良識有るお返事いただけることを期待しております。」

さてさて、返信はくるのかなっ?
どこまで根性あるでしょうか?

と思っていた夜に、早速返信が・・・

「近藤献様へ
私の軽率なメールに対して、これほどまでに真摯に返答頂き、誠に有難うございます。
さらに私が考えなければならないところまで、加えていただき感謝のしようもありません。
課題にただ答えるだけでなく付加価値をつけて返答する、
というコンサルタントの仕事の一端を見させていただいたように感じております。
近藤様が真剣に本音で語ってくださっているのに、
誠意を示すべき自分が軽率なメール送信してしまったことを深く恥じ入る次第です。

メールを読み返してみて、「自分は頭が悪いです」と触れ回しているようなものだったと感じています。
近藤様が書かれたように、(一見)丁寧なだけで、内容は全く丁寧ではありませんでした。
このメール内容がパートナーや人事の方に伝わった場合
、自分ような浅はかな人間を入社させないことは当然のことだと思いますので、
その場合は何年か必死で修行し、数年後に出直します。」

いや~、わかってくれればいいんですが。。

この先、どんなお付き合いになることやら。。
この分だとメールの付き合いは続くな~・・・と思いました。

さて、寒くなってきましたので、皆様、体調を崩されないように!

次回は、この前雑誌に投稿された記事ついてのブログにします。

学生さんのお話は、その次へ!