皆様
明けましておめでとうございます!
平成も、もう24年目になりましたね。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、雑誌記載関係の内容を2回続けていましたが
今回は、以前からお送りしている
「学生さんからのメール」
の続きをお送りします。

学生さんが、私の送ったメールを読んで
反省しているところで終わっていましたが
その続きです。

前回は
「メールを読み返してみて、「自分は頭が悪いです」と触れ回しているようなものだったと感じています。
近藤様が書かれたように、(一見)丁寧なだけで、内容は全く丁寧ではありませんでした。
このメール内容がパートナーや人事の方に伝わった場合、
自分ような浅はかな人間を入社させないことは当然のことだと思いますので、
その場合は何年か必死で修行し、数年後に出直します。」

というところまででした。
その後、学生さんは以下のようにつづけました。

「自分のメールを読み直し、
・なぜ、本当の仕事内容を知りたいと書きながら、別の質問をするという論理性を欠いた文章を送ったのか?
・なぜ、コンサルタントの仕事に対する自分の意見を削ってしまったのか?
・なぜ、質問の意図を書かなかったのか?
を振り返りました。

そこから、ひどく軽率なメールを書いた根本原因と、自分はどうするべきだったのか、
これからどうしていくべきなのかについて考察しました。
「メールを送る」という行動を目的化してしまい、「相手に伝える」というメール本来の目的を失ってしまった
ことが私の根本的な問題であったと考えています。

軽率だと感じる人間からのメールをまた読むのはご迷惑かと思うのですが、
自分の振り返りとどうすべきだったのか?についての文章を読んでいただくことはできますか?
(もし、近藤さんがこいつは駄目だと感じられたら、ご返信いただかなくてかまいません。)

振り返ってみることで、自分の思考がどれだけ稚拙なのかに気付きました。
自分の間違いを正してくれる人に出会う機会というのは、滅多に訪れない機会だと思います。
人の間違いを指摘するというのは大きな労力がかかることだからです。
近藤様はご自身の貴重な時間と精神力をつかって私の間違いを正して下さいました。
加えて、「コンサルタントとはどういうものであるか」
という私の文章の裏側にある本質的な問にもP.S.でさりげなく答えてくださっています。
気づいたときには鳥肌が立つほど感激しました。(大げさではありません)

今回の失敗を自己変革のよい機会だと考え、「考える事」をもっと丁寧に扱っていきます。

このたびは学びの機会を与えていただき、誠に有難う御座いました。」

と・・・・・・・
なんと丁寧な反省なのでしょう・・
さてこれに関して私はメールを返信することに決めました。
その内容は、次回お送りします。